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美輪明宏版 「愛の讃歌」に行って 

5月31日に富山市にある劇場・オーバードホールに行って来ました。
美輪明宏版「愛の讃歌」~エディット・ピアフ物語~を見るためです。

なお全国公演ですから、まだご覧ではない方も多いと思いますが、ネタばれが少しありますので、ご注意ください。

実はすごーく疲れていたので、失礼かと思いつつも、軽くアルコール片手にみておりました。
今回の私のメインは唄を聞くこと。体で受け止めること。それだけでした。

私の席は4階のほぼ中央席。3500円にしては見やすかったように思います。勿論、オペラグラスを使うような野暮なこと、器用のこととも癒えますが、それはしないので、細かい顔の表情などは全くみることはできません。ただ心理状態を表す身体表現が席が遠いおかげか、大変分かりやすかったです。

美輪さんの舞台は初めてみてから、いつも公演が気にはなりますが、自分にはまるときもあれば、そうでないときもあるので、今回は深く考えずに今回は気軽な気持ちで行きました!

今回は、オーラや包み込む優しさというよりは、「愛の讃歌」を通して力強さや逞しさを頂いたように思います。
かねがね「愛の讃歌」の訳について美輪さんは独自の強い主張をお持ちですが、日本語でその詩を口にした後、会場中を震えさせるくらいに唄われました。フランス語で唄う方も多いですが、美輪さんの唄い方は女性のやわらかさや華やかさ切なさと男性の力強さ。性別に本来関係ない人間の心の持つ力がビシビシ届いてきました。


3部構成で、休憩を交えながらも午後6時半から10時半すぎまでの長丁場。ピアフ自身の人としての成長、生まれながらの才能、生きることへの執着、そして「愛」の力を感じました。

ラストの彼女の死、そしてエンディングの光り輝く空間はやはり圧巻です。演出、ライティングはシンプルだと思います。でも美輪さん効果、腕や指先の動きだけで心奪わせます。
私は、上野のプラド美術館展でみたムリーリョの絵≪エル・エスコリアル無原罪の御宿り≫を思い浮かべておりました。


折り曲げたあとがありますが、公演チラシより

ちなみに美輪さんは終演の際、手を合わせていらっしゃり、会場に投げキッスをしてくださってました。また何か会場の空気全体を自分の体に取り込むような仕草をなさいました。
会場はスタンディングオベーションも多かったです。ほどんどが女性、しかも若いお嬢さんたちでした。
開演前も後も、来場の方々はこぞって著書を買っていたりされていました。美輪さんの気持ちが舞台や唄や言葉を通して、次世代に繋がればいいなと思いました。私もまた本を買ってしまいました…。
2006年5月31日は愛っておそろしく力強いものだと確認して、帰宅しました

私のつたない文より分かりやすいと思うので、チラシの裏面の言葉より、特に気になった箇所を転用します。


この世界の全てを救う鍵
それは、愛のエネルギーだけです。


美輪明宏でしか表現できない愛と歌でお贈りいたします。

絶望と無気力という困難に満ち溢れた世界を救う 美輪明宏の愛の波動を感じてください。



この舞台、やはりパルコ劇場でみたいです。
でも、思いのほかオーバードで見るのもよかったです!パルコ劇場、シアターコクーンそれくらいに大好きで、よく通う劇場にオーバードがなればいいなーと思いした。
とにかく、見るべきものを見ている自分に気付きます!


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美輪明宏

美輪明宏美輪 明宏(みわ あきひろ、1935年5月15日 - )は、日本の歌手、俳優、演出家、タレント。長崎県長崎市出身。本名:丸山 明宏、幼名 臣吾(しんご)。海星中学校・高等学校 (長崎県)|海星中学を経て国立音楽大学付属高校中退。愛称はマルさん。19
  • [2007/07/03 04:10]
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