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「潜水服は蝶の夢をみる」を見て 

以前からみたかった映画の話です。4月早々につぶやきです。
「潜水服は蝶の夢をみる」

富山での上映の映画館は1館のみで、初日(3月29日)に見てきました。
潜水のチラシ
(映画のチラシ)

正直、映画のホームページ等で見ていた以上に、かなりよかったです。
当然ながら「涙」も誘いますが、それ以上に「面白さ」が際立って、私には伝わりました。

生きることは、生きながらえることは、辛いくて困難もあるけれども、強い考え方、その人のスタイルによってガラリと変わる。
生きることのリアルなんて、もう喪失した感の強いこの数年。久々に押し付けや説教ではない、心地よいリアルを感じました。
「想像力」や「内なる思い」に思いをはせる、久々の機会をくれる映画。


ジュリアン・シュナーベル監督の映画ってことで気になったのが最初です。
この人は、ニューヨークで活躍した80年代のペインターでもあります。
映像がきれいだし、カメラワークが面白い。
エンドロールまで、よかったです。私は内容では巡礼地「ルルド」の部分が爆笑でした。

何度かでてくる潜水服は、ヤノベケンジの作品を思い出し、蝶や花々のアップは、アラーキー蜷川美花とも違う、はかなくも力強いアップと色の加減とある種グロテスクすら感じるところが印象深かったです。

全面フランス語なので、字幕に少々戸惑いもありました。(個人の趣味ですが、文字と画面が少々疲れるので、ちょっと後方の席でみるのがいいかも?)
ただ、フランスらしい、個人も考え方を確立して生きるスタイルがあるからこそ、原作の存在やこの映画の意義を感じました。

私は単に「生きながらえている」のでしょうか…。
先般、エイブル・アート・ジャパンさんの演劇助成公募の文章の中にあった、「生きにくさ」に敏感になっていた矢先なので、もろもろ含めて、人間が生きることは、そう簡単ではないけれども、面白いと思わないと損!と感じました。もちろん、心身が病によって閉じ込められてしまった状態と一緒にしてはいけないのだけれども。フランスらしいウィットというか、さらっとだけど、生きる底力を感じる映画(あるいは主人公の生き方)でした。


映画も含めて、アートのもつ力に、支えられる感覚を覚えます。
言葉で説明できなくとも、伝わる世界、感じさせてくれる世界って、無限に想像力をかきたてて面白いです!

 原作本:「潜水服は蝶の夢をみる」 
 原作/ジャン=ドミニック・ボビー、訳 河野万里子 
 出版:講談社 価格:1,600円(税別)


お勧めの映画。できればDVDではなく、映画館へどうぞ。

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