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岡本太郎 明日の神話 

岡本太郎が今、<明日の神話>の壁画の発見・修復完成で注目を集めています。

壁画自体のは、保存・展示という大きな「再生プロジェクト」を中心的に行なった日本テレビの敷地内(?)、東京・汐留の「日テレプラザ ゼロスタ広場」にて8月31日まで公開されています。
ただし、今回の展示は臨時で、まだ常時作品を展示する場所は未決定だそうです。

<明日の神話>(あすのしんわ)の壁画制作のため、岡本太郎は4枚の原画(下絵)を制作しています。制作順に紹介すると以下のとおりです。全て油彩で、だんだん作品が大きくなっていきます。

・1作目:1967年9月8~11日、岡本太郎記念館
・2作目:1967年9月15日~10月末、富山県立近代美術館
・3作目:1967年10月末頃、名古屋市美術館
・4作目:1967年12月15日~1968年1月26日、川崎市岡本太郎美術館


テーマは原爆とされています。その悲惨さ・悲しみ、というより、それらを含みながら乗り越えるエネルギーが描かれている、とされているようです。
画面が中央に骸骨大きく描かれ、目玉のような雲連鎖や、寝そべる人物、黒焦げの人物、第五福竜丸とされる船など、いくつものモチーフが最初の段階から明確に打ち出されていたことに、改めて驚きます。
作品の見比べは、以前壁画の原画を一堂に集めた展覧会が行なわれたようですが、見逃してしまいました…。
今回の情報は、書籍からの情報です。画像はそのページです。56、57ページでその4点が見比べることができます。

タイトル:明日の神話岡本太郎の魂(メッセージ)
著者:『明日の神話』再生プロジェクト、岡本太郎記念現代芸術振興財団
出版社:青春出版、発行:2006年8月
金額:1,785円




岡本太郎に関する本は、養女の故・岡本敏子さんがご尽力されて、今ではどこの書店でも手にすることができます。どの文章もパンチが効いていて、批判を恐れない大胆さとゆるぎない自分の視点をもっていた岡本太郎の魅力が満載です。
また、今回の<明日の神話>に関しても、上記の他にもいろんな書籍が発行されています。ネットでは、糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」による<明日の神話>公式ページが丹念で、本当に充実しています。

本日は、8月15日。なんとなくですが、終戦記念日ということもあって、<明日の神話>の原画を見てきました。
東京に行きたいのは山々ですが、富山近美の2階の常設展で縦132cm、横537cmの原画を見ました。
大きかったです。
天候の暑さではなく、本当に「アツイ」ものを味わったように思っています。
早くいつでも壁画と出会えることができる場所ができて欲しいと思います。
生前に偶然に一度、お話したことのある岡本敏子さん。(ほんの1分くらい?のお話ですが、とても印象的な方でした。)壁画がメキシコで発見されたばかりのことで、本当に本当に、目を輝かせて喜んでいらした…。本当に少女のように喜んでらした。壁画公開を待たずにお亡くなりになり、若者を中心に岡本太郎が広くリスペクトされ、浸透するのを待たずにいってしまわれた…。勝手な空想ですが、誰もがいつでも岡本太郎の代表作を多くの人に見てもらう場所を、きっと今でも天国から探しているのではないかな、と思います。

敏子さんにしてあのパワー、では一体岡本太郎とはどんな人であったのか、興味は絶えません。
石川県七尾美術館で「岡本太郎展」が開催中。コマーシャルの「芸術は爆発だ!」の言葉の先入観が強い岡本太郎像。著作の面白さとは別に、今度は作品自体から彼の魅力を知ることができればと思います。

コメント

太郎さんといえば、大阪の万博のシンボルだった「太陽の塔」も、今見ても新しい気がする不思議なデザインですね。モニュメンタルな仕事にふさわしい大作家でした。いつまでも「爆発だ!」のイメージではなく、戦後日本を代表するアーティストの一人として評価されるべき巨匠ですよね。

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