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 2008年12月 

2008年の後半の展覧会の印象 

今年はなかなかブログを更新しませんでした。
実は展覧会やいろんな人や作品との出会いなど、いろいろ「見た」ような気がしますが、春から体調が悪く、ブログは荒れたままと知りつつ手をつけてませんでした(汗)

今年夏以降の一番のお勧めは、川村記念美術館で開催された「モーリス・ルイス 色彩の秘密」でした。
美術館自体がリニューアルされていて、本当に「色」がこんなにも感動されるものかと、この企画展はもちろん、収蔵品も含めて思いました。ニューマンやステラも最高でした。
元来ルイスは好きな作家。富山からは寝台列車でもいかないと1日がつぶれちゃうのでなかなか行けません。でも行ってよかった。作品数は少なかったですが、彼の秘密の制作の雰囲気や作品の深遠な感じが満喫できる空間でした!

しかし今回は大好きはロスコルームはロンドンに貸し出しのためにクローズ。次回のロスコ展が楽しみなので、問題なしなくらい、本当に素晴らしい空間と時間でした。外も晴天で、独りで遠足したような本当の贅沢を味わいました。

モーリスルイス

この川村記念美術館のある佐倉を出た後、都内に戻って何を見ようか…悩んで、目黒区美術館で開催されていた丸山直文展をみました。同じステイニング(たらしこみ)技法つながりです。
これも真っ白な部屋に色彩が踊るようであったり、面白かった。今思えば、夏の思い出ですね…

丸山 目黒

秋の最大は、渋谷の文化村のミレイの「オフェーリア」も格別でしたが、やはり六本木のピカソ展でしょう。私は国立新美術館に2回、サントリー美術館に1回しか見に行けませんでしたが、もっと見たかったです。

特に、国立新美術館のシュルレアリスムの影響におかれた区分の頃の彫刻と並べられていた油彩が、そのピンクとも紫ともいえない色と人体のデフォルメが素晴らしく最高でした。(図録の色はダメ)
マリー・テレーズを描いた作品のサイズとその色が本当に好きでした。ピカソってやっぱりすごい!って思いました。ポスターはドラマールでしたが、マリー・テレーズの頃のピカソファンに断然なりました。


六本木 ピカソ展

今年は篤姫ブームもあったように、通商条約締結だったり、移民の関係からか、イギリス、ブラジルとの記念イヤーだったようで各地でいろいろみれたのもラッキーでした。

東京都現代美術館が元気だったように思います。オスカール大岩も印象に残ります。庭園美術館の舟越桂展ではぞっとする空間の緊張感を味わいました。MIHOミュージアムは「大和し美し」も良かったし、豆腐とパンは美味しかったな…。
オペラシティーの蜷川美花は若い女性や外国の人。練馬区美術館の石田徹也は元青年の男性ばかりの来館者というのも印象的でした。日本では森山大道が大好きだった1年かもしれません。

個人的なものですが、私の今年の通院は、医療費控除ものです。来年はどうなるやら…仕事はじめから検査が入っています…。
(仏像展やフェルメールや横浜トリエンナーレは、人ごみのためパスしました…)


「とーくる」や「言葉で鑑賞」について考える機会を夏に頂いたのですが、その前に絵を介して、いや絵がなくても、人の心と接することの難しさと面白さを実感したのが2008年でしょう。
日々頭の中にそれが位置しているのはありがたいのですが、ツアーにできなかったのはやはり惜しかったです。
2009年の急がない課題としたいと思います。


「とこしえ」の元気があるように、ラストに草間ワールドをクリスマスプレゼントします。

くさま
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