2007年展覧会評・私的メモ 

師走も押し迫りました。みなさんお元気ですか?
今回のブログは2007年展覧会の雑感メモです。とーくる(K)の勝手です!

個人的には、森村泰昌イヤー。

この前はじまったシュウゴアーツ森村さんのの〔何ものかへのレクイエムシリーズ〕を拝見したこと。しかも、その前に金沢21世紀美術館で、「チャップリン」バージョンをみたこと・講演会を聴けたことでしょうか。
“ I am a dictator,You are dictators.”

(やはり前半と後半、そしてラストの映像、セリフは素晴らしいです。
私は、やはり昨年のミシマが好きですけど、おススメです。是非に足を運んでください!

そしてやはり、更には、夏に横浜美術館で「美の教室、静聴せよ」をじっくり堪能できた、森村イヤーだったのが、最高潮です。
ユーモアをいれつつ、時代を忘れずに、自分という素材を使うこと、みるめること…すごい課題に挑戦されていると思います。


さて、今年もいろいろ、もう忘れてしまったのも多くありますが…
地元富山のギャラリーや展覧会、東京の大型の展覧会では、フェルメールも、ムンクも、フィラデルフィアなどの典型的なのなど

森美術館の「六本木クロッシング2007・未来への脈動」、東京都現代美術館の「SPACE FOR YOUR FUTURE−アートとデザインの遺伝子を組み替える」 とか、21-21デザインサイト「Water」

うーん、都会のエゴが見える気がする。デートコースだと思うから、別にいいのだけど。田舎に住んでいるヒガミかもしれないし(笑)
なんか、時代は、建築とデザインに走ってて、ああ、格差ってアートにもあるんだと思ったのが、今年の率直なところ。ファーストフードみたい。私は嫌いじゃなく好きな方だけど。食べ飽きぎみかも…。
アートが氾濫して、生活の一部にまぎれるのは大賛成。でも膨大な経費(1200円こえる展覧会チケットは考えてしますw)で、自己満足っぽいものを見せられるのは、キュレーターお気に入りの定番アーティストとか、好きだけど、ちょっと疲れたかも。
とにかく、誇大広告のマスメディアにもおなかいっぱい。私の情報入手方法が悪いのかもしれないけれども…。なんだろう?って感じました。

ちょっと残念なのは、昔あんなに大好きだった、日比野さん。全国ツアーのように、展覧会してるのは、ちょっと残念。ファシリテーション的視点では面白いのだけど。枯れ果てた朝顔が21美を覆っているのは、なんとも、「ざっくり仕事」の印象を得てしまった…。どこかできちんとみなくては…。

あとは、今年の初めでは、金沢21世紀美術館のグレイソン・ペリー・本人は紳士なのに、作品の毒は素晴らしく刺激的。

今回の収穫は、原美術館のピピロッティ・リスト「からから」は、笑えて、皮肉もあって楽しめました。特に難解さ無視して、特に女性にはすんなり受け入れることができる、感覚的に馴染める世界だと思う。東京都現代美術館で、蜷川実花の写真(私は特に金魚)がよかったけど、うーん、ピピロッティの方が、個展ってこともあり、楽しい。
原美術館「からから」


なにげに、博物館が熱い!と思う昨今です。国立博物館のお金のかけようもすごいけど、さすがなラインナップです。仏像が来年はじめのねらい目でしょうか。
(そういえば、世田谷美術館の青山二郎はよかったです〜。難しいこと分かんないけど。)

年内最後は、岡本太郎記念館でじっくりと時間を過ごし、東京都現代美術館での「明日の神話」をみてきたのが、やはりとてつもなくすっきりしました。
青山の岡本太郎記念館はまるで「巡礼地」でした。

(写真は記念館の入り口の庭)
岡本太郎記念館


きちんとした、「誰にでも分かる・伝わる文章」を書けるアーティストは、岡本太郎は、やはり偉大だと思う。自分が熱を帯びていく感じは最高でした。

多分2007年最後のブログになると思いますので、リピーターの方、偶然来た方にも感謝をこめて

Wishing you spend a beautifle Holiday Season
and a New Year of Peace and Happiness!

六本木ヒルズから

季節もので、六本木ヒルズからの夜景

アートって何でしょうね。なんで私はこんなに展覧会みたいんでしょうね…。それは来年、いやそれ以上に持ち越したいと思います。

皆さん、よいお年を!

「大竹伸朗 全景展」 図録到着! 

やっと届きましたね。
去年のクリスマスカードを眺めていた昨今、宅急便で、広辞苑みたいのが…

zenkei1.jpg

↑正面の画像

zenkei2.jpg

↑少々中身を広げてみた…

金曜日にとどいてから、私にできたのは、ここまで。
まだ本文には目を通すどころか、ページひらいてません〜

なにしろ重い!!大掃除の季節なのに(笑)
結局いくらで予約したのか忘れましたが、ネットですでに高額がついてるとか…
買いたい人いるのかなww

大竹、百科事典だと思うことにします〜

そういえば、東京都現代美術館の個展でみた「サンチャゴ」。富山県立近代美術館の常設に草間さんの隣に展示してありました。
なかなか不思議な空間です。

勝手に アート・ツアーかな 

富山県立近代美術館で、12月2日、つまり明日まで、企画展が開催中です。

タイトル  富山現代作家シリーズ 「時の中で」
出品作家 26作家 (富山県出身・ゆかり・在住の作家さん。50代〜20代かな?)
時間 午前9時30分から午後5時まで
電話 076-421-7111
イベント 最終日は担当学芸員のギャラリートーク



毎週末には、イベントが開催されていました。
おなじみな作家さんもいれば、NHKのデジスタで活躍中の映像作家さんまで、幅広い、若手中心の展覧会で、気負わずにみることができる、楽しい内容です!

さて、この展覧会の会場で、白杖を持った目にハンディのある男性とその奥さんが、2人でいらっしゃいました。
結構高齢の方で、なんか美術館はめったにきたことない、いわゆる「きょろ、きょろ」な雰囲気だったので、勝手にお声をかけて案内してみました。


これって勝手に 「とーくる・ひとり アート・ツアー」です!


お目当ての作家さんがいるとのことなので、その場に案内しました。
26作家さんの分もあったら、結構迷いますよね…。
勿論、いろんなジャンルがあるのを発見する感覚は楽しいが。

さて、いろいろお話をしていたら、旦那さんは、その作家さんの近所に住むマッサージなどをされる方だったそうです。
作品に触れていいと作家さんご本人にいわれていたそうで、学芸員さんにいって確認してもらいました。

旦那さんは、あの細い体の作家さんが、こんなに細かくて、こんなに大きな作品をつくるなんて…って、奥さんと話をされていました。奥さんはこの作品にお花をたくさんいけたらすごくステキ!と、すごいイメージ豊かなお話をしてらっしゃいました。

その姿がなんとも楽しそうでした。仲睦まじいって、こういうのかな〜って思いました。
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