FC2ブログ

月別アーカイブ

 2006年07月 

アートカクテル2006 IN笠間 

現代美術の展覧会のチラシを手にしました。
下3分の1が田舎の風景写真、中間から上が青色で、展覧会の名前と出品作家の名前の羅列。正直、見逃しそうな地味なチラシ…。

ただ、一番上のキャッチフレーズに笑いました。

現代美術は あなたの人生ほど 難解ではない


現代美術って、そんなに「難解」なんでしょうか??疑問!

今が「難解」なのか?昔の「芸術」も難解だったかもしれないけれども、現代のように、ここまで口に出したり、自由に表現できなかったのでは…。アカデミックとライフ…。アートが全てを理解できるとはずうずうしいのでは…。いろんな思いつきが沸くフレーズでした。(どんどん意地悪になってしまう…)

(後日1センテンス削除…)

「人生=人として生きること」は明確。ただ、人生をとりまく状況は人生を難解に痛感させるのかもしれません。
けれども、戦争に巻きこまれたり、貧苦に苦しまずに生きている今の自分にとって、難解や理解のレベル、不条理のレベルがどの程度なのか、分からなくなってきます…。難解って、分からない、めんどう、とりあえず…の代替語のように思えるのですが、どうなんでしょう?
現代美術が、人生よりは「難解」であってたまるものですか~、と感じます。現代美術はそれぞれの「難解」さから導いた作家の答えや問いやもがきを表してるのでは??
なんだか勝手に決めないでほしいことだという気分になりました。「難解」という尺度で現代美術と人生を同じに置いているフレーズの耳どおりの良さに、奇妙さを感じます。


展覧会は、若手?中心の34名の作家によるもの。平面も立体もあるようです。チラシには「なんとも名付けようのない不思議な形態の作品が笠間の街に並びます。」ともあります。冬に、富山の近代美術館でワークショップをした金田未生(かねだ みお)さんも出品作家のようです。
内容とチラシのフレーズは別物なのでしょう。

面白いチラシでした!フレーズにこれだけ「突っ込める」なんてなかなかありませんね。


スポンサーサイト