臨床するアート 

風邪がかなり流行っていますね。
もちろんのように、私はひいています。寒暖の差がこたえるのです。

さて、以前から気になっている「アートミーツケア学会」の2007年度大会が来月開催されます。

アートミーツケア学会
2007年度大会「臨床するアート」
日時:12月8日と9日
場所:横浜、BankART1929 Yokohama 3F 1929スペース



内容がとにかく行きたいと思わせるのです。
しかし、残念ながら仕事が入っているので、いけないのです(涙)

何人かの人のお話は聞いたことあるのですが、魅力的です。
とくに聞きたいのは、鷲田清一さん(大阪大学総長)の講演会「臨床する知とアートの力」

以下抜粋で講演内容です。

人間の生を育むケアの場が抱えるさまざまな課題は、既存の専門知が直接に向き合うだけでは解決は難しい。今、求められているのは専門と非専門の間をつなぎながら、価値観にゆらぎをもたらす<臨床する知>ではないでしょうか。また、そこにアートはどのように関われるでしょうか。ケアの本質にせまる新しい知、そして新しい美について考えます。



先般、東京都写真美術館の「鈴木理策展」のカタログに鷲田先生の文章が載っていました。立ち読みで、少々難しいかったのですが、ステキだったことは印象として残っています。
アートとケア…難しいけど、とても広がりのあるジャンルの融合です。人が支えにするものと支えるもの、興味深いです。
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視覚ハンディ者のJR乗り換え 

私は外出禁止なので、台風、そして海の日の地震もテレビでみてます。さすがに、地震は余震も含め、かなり揺れました…。
被害にあわれた方々にはお見舞い申し上げます。今回は松本市立美術館の揺れる展示室がテレビで流れてました…

さて、この連休、視覚にハンディのある青年たちの会議があったそうです。
公共交通期間の混乱は酷かったと思います。車椅子予約ほどではないのかもしれませんが、白杖で慣れない対応は、心身ともに疲れた方が多かったように思います。
でもこの件扱った地元テレビ局の言及の乏しさよ…もう一言欲しいものです。

誰もが大変な時、年齢や病気などでハンディをもつ人を多少なりと、規定を簡素化などできないかな…と感じました。

せっかく富山にきた青年達、富山を嫌いにならないでね(^^)/

江戸東京博物館のハンズ・オン 

先般出かけた、両国の江戸東京博物館の常設展示にハンズ・オンのコーナーがありました。
「ハンズ・オン」って、なんか博物館とかの流行の言葉のように使われていますが、基本的にどんな定義か正直よく分かりません。
「触ることのできる展示物。」でいいのでしょうか?

本物・複製品に限らず、触覚も使うことで、より作品の構造等体験しながら理解する、という感じでしょうか。レプリカもあれば、展示をつかった浮き彫りレリーフ的なもので平面作品を紹介するものもあるようです。
それらを言葉で区分しているより、どこの博物館でも、誰でも楽しめる「ふれあいコーナー」的な意味で、ハンズ・オンコーナーを設けているような印象を受けています。

勿論点字を併記したり、音声のフォローがあったり、ハンディのある方への対応がきちんとされている場合もあり、ない場合もあります。欧米の博物館の対応が先進例としてよく挙げらているようです。そういえば今年、某国立館ではあまりの大勢の来館者のためか、ハンズオンの展示物が壊れていたりしました…。

で、江戸東京博物館の例

(縮小した昔の自転車。金属製で触れます。)


(浮世絵の美人画です。凹凸で顔の表情や衣服の輪郭線が分かるように工夫してあります。所どころに点字があります。)

説明文の点字もあり、また簡単な「ハンズ・オン」の説明もあったような気がします。(すみません、うる覚えです。)

「ハンズ・オン」もですが、「回想法」を使った積極的な市民参加型のイベントを行なっていたり、さすが、高齢者に強い博物館だな〜と思いました。江戸時代の「かご」に乗れたり、昭和の三輪車の人力車のようなものとか、いろいろ複製品でも大掛りなものが多いのも特徴でしょうか。
いろんな人、世代が知る・学ぶ・体験するができるよう工夫があります。


外国のお客さんが多いのも、きちんと対応体制があるからなのかな〜と思います。作品の展示だけでなく、お土産ものも英文併記が多く、お客さんのニーズのリサーチされているのだと感じました。もちろん展示会場でこれだけ写真が撮れるところも嬉しいところでした
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リンク先の追加 

リンク先を追加しました。「コエル」という、新しいWebマガジンだそうです。

障害者の自立を応援する
バリアフリー・コミュニケーション・Webマガジン「コエル」
http://www.e-coel.com


以下、PR文章からの抜粋です。気になる方は是非チェックしてみてください。視覚だけでなく、いろんなハンディのある方が役立つ情報が掲載されるそうです。

去る12月1日に、障害を持つ方々への情報提供を目的としたWebマガジン「コエル」を創刊いたしました。
生活から趣味、仕事などなど広範囲にわたる情報をまとめ、発信するとともに、それぞれが抱える悩み、疑問などについて意見交換する場として、障害を持つ方が自立した暮らしや社会生活を送る手助けはできないだろうかと考えたのが、このWebマガジンをスタートさせたきっかけです。


いい情報が得られたらいいなーと、リンク先に加えましたので、よろしくお願いします。
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NPOさんの事務所にいってきました! 

「ピーコさんを富山によんだNPO」、といったらファッション関係?マスコミ関係?と思われそうですが、心身にハンディのある人の自立生活や社会参加を支援するNPOがあります。
多忙なピーコさんを富山に呼び寄せる熱い気持と真剣さを持ち、地域根ざしたネットワークを築いているNPO、「NPO法人 自立生活支援センター富山」さんの事務所におじゃましてきました。

内容は、美術と福祉、アートとケアは「人を元気にする」点で近いから、何かしたい!というようなことでお話しにいったのです。
特に「移動介助」について。美術館にくるまでのアクセス、「足の確保」の問題は大きいです。たくさん質問してしまいました!でも、余りにも会話が楽しく話が横道にそれることもしばしば。

理事長の平井さんは、全国各地の美術館を行っているそうです。今も行ってらっしゃるのに「昔は行きました。」「昔は好きでした。」と過去形でおっしゃるので、笑いが止まりませんでした!だって現在形で今も各所に行っているのに、作品にも詳しいのに、不思議です。とてもステキな方でした!

久しぶりに人に実際に会って楽しいおしゃべりできました!おしゃべり最高!です。

以前このブログでも書きましたが、平井さんがピーコさんの講演会を富山で実現させ、しかも生の≪愛の賛歌≫を早朝からハプニングで唄ってくださったのは、平井さんをはじめとするスタッフの皆さんの熱意ですね。それを肌で感じてきました。

ちなみにシャンソンといえば、
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アートとケアの出会い 

3月は慌しいですね(笑)。富山はなんとなく春めいた気候が続いていて気持ちがいいです。

さて、アートミーツケア学会が、設立総会と記念フォーラムを開催します。

「学会」というとすごーく難しくて浮世離れしたような感覚を私は覚えるのですが、チラシの主旨を読んでいるとすごく惹かれます。青いチラシの文章は凄く心に響きます。是非チェックしてみてください。

ほんの一部から

生命の、美の、優しさの恢(かい)復をめざすアートの役割を研究する場として、また世界の全体性をよみがえらせるアートの力を社会にいかしていくネットワークとして「アートミーツ学会」を設立します。


とあります。

日程:2006年3月11日、12日
会場:奈良県新公会堂レセプションホール、ほか
申込みと詳細:事務局 財団法人たんぽぽの家内 まで

自分が世間知らずなのか、関西が層が厚いのか…。
アートとケアの出会いは、私にとっては自分自身の体験としてもとても身近なのですが、どのように社会を動かし、人間らしく生きる支えになっていくのか、期待しています。なんか元気になろう!って思いますね。

電車に飛び乗って、参加したいです。一体どんな感じなのでしょうか??
本当にいつか参加したいと思っています。




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シャンソンで人生を追体験 

本日3月5日に、「障害者の地域生活支援フォーラム」に行ってきました。「NPO法人 自立生活支援センター富山」さんが、富山県とNPOとの「協働パイロット事業」で開催されたものです。

朝9時スタートのため、早起き頑張りました(笑)
本来2日連続のファーラムだったのですが、2日目だけの参加です。1日目は障害者自立支援法についての話がメインだったようです。
2日目は、ピーコさんのトークショー。そして「働く」ことをテーマにしたシンポジウムでした。

シンポジウムを通して、安心して働くこと、自分で稼ぎ生活することは、今の時代誰にとっても難しいんじゃないかと。成果主義がさかんに評価される昨今の風潮の中で、「働く自由」や「働き方の自由」は難しいと。
さらにハンディのある人達にとって「身体的にしんどい」ことの多さ、仕事尊重で人間が当てはめられるのではなく、その人間に適した仕事を頑張ってもらうこと、その仕事探し・仕事の発見が難しいことがよく分かりました。

パネリストの指摘どおり、中学生くらいの子どもたちにハンディのある人が生き生きと仕事をしている姿をみてもらうことで、10年後、その後の日本が変わるのを待たなければ、今の状況は変わらないのかもしれません。でも夢をもって変えることを忘れてはいけないことが、現場の声でどんどん伝わってきました。

さて、一つ目のプログラムのファッションジャーナリストのピーコさんのトークショー。

毒舌な彼だけれども、芯が通っていて、とてもすっきりしました。生きている役割を考えることの大切さ、自分のためよりも他の人のためを優先することなど、「ガンになってから分かったこと」だとおっしゃってましたが、実感こもっていました。

サプライズで「愛の賛歌」のアカペラを早朝から歌っていただき、人間味が溢れ出しているよう感じました
シャンソンの3分くらの唄の中にある様々な人生、(辛いストーリーがシャンソンには多いです)。それを追体験するようで歌っていることが魅力とのこと。シャンソンを選ぶ段階でピーコさんらしいとエッセイ読んでいて思ってましたが、すごく説得力がありました。話の端々にも貫いている考えが、すごく潔く、孤独を受け入れる強さにやはり力を感じます。

「政治家や財界人に一度ガンになって、自分の生きている意味を考え直して欲しい」という毒舌には笑いましたが、納得ですね。欲がなくすっきりと美しい自分の行き方を切り開く姿は、カッコイイです。単なるテレビに出ている人オーラではないですね。素敵だった!

「富山では仕事にくることがない(笑)」っておっしゃていましたけれども、本当に平井さんや牧口さんの気持ちを受け取って、ハードな中、来て下さったのだと思います。

スタッフの皆さんをはじめ、パネリストの方々に感謝です。お疲れ様でした!私にとって自分が出来ること考える機会をくれるフォーラムでした。

とーくるのチラシも置いていただき、本当にありがとうございました!

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